排泄障害とは、卵巣がん治療の広汎子宮全摘出術により起こりやすい症状です。リハビリなども行いますが、医師への相談が一番大切です
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卵巣がん症状

排泄障害【卵巣がん治療】

卵巣がん術後におこりやすい症状

1.排尿障害、2.排便障害、3.リンパ浮腫、4.卵巣欠落障害など

排尿・排便障害

排尿・排便障害は、卵巣がん術後に起こりやすい一番問題です

トイレ排尿障害は、【広汎子宮全摘出術】を受けた患者さんに起こりやすい症状です。広汎子宮全摘出術に排尿障害が多い原因は
①がんの転移を防ぐために子宮の周囲まで広く切除するため
②手術により、骨盤神経叢がダメージを受け近くにある膀胱や直腸の働きにも影響してしまうため
③放射線療法も受けていると、どうしても隣接する勝胱や直腸も放射線を浴びてしまい障害が重くなる傾向があるため
このような原因により、どうしても排尿障害が起こりやすくなります。

排泄訓練について

排尿訓練は、入院中に排尿のための下腹部の押し方やいきみ方の練習を行い、一定量以上自力で排尿でき、残尿が少なくなってから退院という流れになります。ケースによっては自己導尿の練習をすることもあります。
※排尿・排便障害の回復は、卵巣がんの手術方法、体質、骨盤底筋の強さなどにより個人差あります。

退院後の注意点

排尿障害が原因により、膀胱炎、腎孟腎炎、水腎症 が発症するケースもありますので、膀胱炎が疑われ、トイレが近い、排尿痛があるなどの症状を感じたら、早めに担当医に相談してください。

大切なのは、担当医、相談機関に相談すること

尿もれや尿失禁は、排尿方法の工夫と水分摂取などの日常的なセルフケアのほか、骨盤底筋を鍛える体操や、勝胱や尿道の緊張を媛和する薬もありますから、あきらめず、担当医と相談しながら機能回復を目ざしましょう。

下痢解消法について

下整腸剤を服用する方法があります。

便秘解消について

便秘解消法は様々ありますが、基本になるのが下記の5つです。

食物繊維の多い食事を心がける
寝起きに水を飲む
適度な運動で腸に刺激を与える
朝食後には排便を試みる
便秘薬を服用する

排便や排尿は、QOL(クオリティオブライフ=生活の質)向上に大きく関係する大切な習慣です。手術したのだから仕方ないとあきらめずに、わからないことは恥ずかしがらずに担当医や相談機関などに相談して、排便、排尿障害の改善を目ざしましょう。

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