卵巣がん治療の為の用語集です。用語を知れば、がん治療の治療方針や症状などを、医師に相談する時に便利です
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卵巣がん症状

卵巣がん用語集

進行期(ステージ)

「進行期」や「病期」または「ステージ」とは、がんの広がり具合や進展度を表すための言葉です。療法の決定や予後の推定、治療法の
評価を行う際に、最も基本となる指標になります。

進行期分類、病気分類、ステージング

進行期を決定することを言います。

臨床進行期分類

手術前に各種検査データ、画像診断および医師の診断などによって判定される進行期

手術進行期分類

手術によって得られた情報から判定される進行期「手術進行期分類」に大別されます。

早期がん・進行がん

専門用語ではありません。どの進行期までを早期がん、どこからを進行がんと呼ぶかは、がんの種類(発症した臓器)によって異なります。

進行がん

原発巣の周囲の臓器にがん細胞が浸潤していたり、リンパ節や離れた臓器に転移している場合は、進行がんと呼ぶことが多いようです。少なくともⅢ期以上は、進行がんと呼んで間違いはないと思われます。

早期がん

0期からI期は早期がんと呼ばれることがおおいです。

予後

がんが発見された後に、たどるであろう経過の見通しを言います。

生存率

がんを発症した人のうち、初回治療後、生存している人の割合です。

5年生存率

5年後にどれくらいの割合の人が生存しているかを「5年生存率」と言い、予後の指標の一つになります。

健存率

初回治療後に、再発や転移がなく(無病)、生存している人の割り合いをいいます。健存率は生存率より、平均して10%くらい低い数値になるようです。

5年健存率

五年後に無病で生存している人の割合を言います。

無病生存期間

初回治療後、再発しないでいる期間を言います。

温存

がん病巣の摘出手術を行う際に、転移している可能性が非常に低い周辺の部位や臓器または組織を「残すこと」を意味します。
妊娠や出産ができる機能、排尿や排便を従来どおりに行える機能を残すという意味では、「機能温存」と表現されます。がん治療でよく聞く言葉です。

妊孕性(にんようせい)

妊娠の可能性という意味です。婦人科がん治療で使われる、特有の言葉です。(妊娠の可能性を残すこと)を妊孕性温存と表現されます。

QOL(Quality of Life)

生活の質=「Quality of Life)」の頭文字を取った略語です。

EBM(Evidence Based Medicine)

Evidence Based Medicineの頭文字を取った略語で、「科学的根拠に基づいた医療」という意味です。
EBMは治療方針を選択する上で、公正で適切な指標となるだけでなく、EBMにのっとった医療が実践されることにより、誰でも同じ質の医療を受けることができるということでもあります。

標準治療

標準治療とは、科学的根拠に基づいた医療(EBM)であり、その進行期・病態において、現在最も適切と考えられる信頼性の高い治療法を言います。医師は、標準治療をもとに、患者さんごとの病態・状況に応じた適切な治療方針を選択し、患者さんに提案します。

手術療法

がん病巣とその周辺を摘出することで、外科療法とも言います。

縮小手術

手術範囲や規模を小さくした手術法を言います。妊娠・出産機能を残すためや、手術の後遺症としてのリンパ浮腫、排尿・排便障害などの発症をなるベく抑え、患者さんのQOL(生活の質)を維持するための、手術法や手術範囲が工夫されています。

リンパ節郭清

原発巣の周辺にあるリンパ節を摘出することを言います。その摘出されたリンパ節を病理検査することにより、進行期(stage)分類がなされます。

リンパ節生検

リンパ節のごく一部を摘出する場合の事を言います。

化学療法

がん細胞を死滅させるために抗がん剤を用いる療法を言います。化学療法単独あるいは手術療法や放射線療法に追加して行われます。

単剤投与療法

1種類の抗がん剤を投与します。

多剤併用療法

何種類かの抗がん剤を一緒に投与します。

局所投与療法

動脈内または腹腔内に抗ガン剤を直接注入し、がん細胞を直接叩きます。

全身投与療法

静脈注射、点滴、経口(錠剤)などの方法で抗がん剤を投与します。

術前化学療法

手術前に、病巣を縮小する目的に行われる化学療法です。

術後補助化学療法

手術や放射線療法の後に、再発予防を目的として補助的に追加される化学療法です。

化学放射線療法(放射線化学療法)

化学療法と放射線療法を同時期に併用して、治療効果の向上を図る治療法です。

放射線療法

X線、コバルト、ラジウムなどの放射線を病巣に放射して、がんを叩く治療法です。

放射線単独療法

放射線照射のみで、がんを叩こうとする治療法です。

術前放射線療法

手術前に照射して、がんを小さくする治療法です。

術後放射線療法

再発著棒を目的に、手術で取り残された可能性のあるがん細胞を削減させるために行います。

放射線化学療法(化学放射線療法)

放射線療法と化学療法を同時期に併用することで、治療効果の向上を狙うものです。

ホルモン療法(黄体ホルモン療法)

プロゲストロンを高容量服用し続ける治療法です。卵巣から分泌されるエストロゲンというホルモンは、子宮内膜を増殖する作用があります。その作用を制御する働きをするのがプロゲストロンです。

免疫療法

人間の免疫力を増強して、がん細胞の発生や増殖を抑えようとする治療法です。

補助療法

手術などの治療法の効果を高める為に、化学療法や放射線療法、ホルモン療法などを追加して行う治療法です。

寛解(かんかい)

治療によってがんの自覚・他覚症状が完全または部分的に消えた状態を寛解といいます。

寛解期(かんかいき)

がんの自覚・他覚症状が完全、部分的に消えた状態の期間の事を寛解期といいます。

再発・転移

治療後、何年かしてから再びがん発症をする事をいいます。

局所再発

原発巣があった部分に、再びがんが発症する事を局所再発といいます。

転移(遠融再発)

原発巣から離れた部位に、再びがんが発見されることをいいます。

局所リンパ節転移

原発巣近くのリンパ節に、がんが発見されることをいいます。

骨盤内再発

原発巣の近くで、骨盤内に再びがんが発見されることをいいます。

血行性転移

血管を経由して転移をする事を血行性転移といいます。

リンパ行性転移

リンパ節を経由しての転移を、リンパ行性転移といいます。

再燃

初回治療後、ほぼ治ったかのように見えるが、完全にはがんが消滅しきれずにくすぶっていたものが、急に発症する事。

局所療法

限られた範囲を治療する事をいいます。

全身療法

化学療法、ホルモン療法、免疫療法などのように、体中に広がっているがん細胞を薬で消滅させる治療法です。

腫瘍マーカー(しゅようまーかー)

がん細胞は、種類によって異なる特定物質を生みます。この特定物質の血液中の量を測定する事をいいます。

後遺症(術後後遺症)

初回治療で、がんの症状が無くなった後に、別な形で機能障害が起こる事をいいます。

副作用

治療の目的に合わない、不必要な作用をいいます。(例:脱毛、嘔吐など)

合併症

がんの発症中にがん以外の病気を併発する事をいいます。

オーダーメード医療

癌細胞の顔つき、性格に合わせて行う治療の選択や、病態、年齢、精神状態、家庭、仕事、価値観を配慮して個人の希望になるべく沿えるように医療を行う事をいいます。

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